余裕資金が生じたら貯金?それとも繰上返済?どっちがお得か比較!

非常に興味深い計算をしてみたいと思うのですが、元々は友人が投げかけた疑問でした。キャッシングで借入をしている時に余裕資金が生まれた場合、返済に充てるべきか、それとも貯金する方がお得か?というものです。

あなたでしたら繰り上げ返済しますか?それとも貯金に回すでしょうか?どちらがお得かを調べるのはそう難しいことではありません。

繰上返済か貯金か

貯金は銀行の定期預金ですると仮定しましょう。比較方法は非常に簡単なのですが、銀行で定期預金をすると金利に基づいて利子がつきますよね。そしてキャッシングはというと、お金を借りた期間ずっと利息を払わなければなりません。

つまり、定期預金の金利の方が高ければ貯金の方がお得となり、その逆で、キャッシング金利の方が高いなら繰り上げ返済の方がお得であるということです。

日本はここ10年以上、歴史上最低金利を誇り、銀行の預金金利は冗談のような低さとなっています。定期預金の預入金額と預入期間によりますが、円建て預金であれば1%を超える定期預金はほとんどありません。

逆に、キャッシング会社でお金を借りると10%を下回ることはほとんどないでしょう。そうすると、比較するまでもなく、貯金よりも繰り上げ返済が断然お得であるという結論になります。

迷わず繰り上げ返済をしよう!

実際、キャッシング会社で数十万借りた場合、金利は年利で18.0%ほどとなります。10万円なら年間で1万8千円もの利息を返済しなければならないのです。銀行で10万円を1年間預けても年利はだいたい0.5%がやっとですから、利息はだいたい500円。比べものにもなりませんよね。

ですから、キャッシング期間中に余裕資金が生まれたら、迷わず繰り上げ返済を行ないましょう。早く返せば返すほど返済利息額を減らすことができますので、繰り上げ返済を心がけましょう。手元にお金を残しておきたい気持ちは分かりますが、トータルで考えれば間違いなく繰り上げ返済を選択すべきです。
(⇒繰り上げ返済はどれほどお得?

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