カードローン返済の滞納で負わなければならない4つの苦しみ

カードローンに限らず、どんな形態でも借りたものは返すのが常識ですが、もしカードローンの返済が滞納するとどんな状況に陥るのでしょうか?以下の通り、主に4つの点を取り上げてみたいと思います。

・遅延損害金
・ブラックリスト
・債務整理
・自尊心の欠如

遅延損害金とは

遅延損害金とは何でしょうか?カードローン返済時には○○%というように返済金利が設定されていて、その金利に基づいて利息を返済することになります。しかし、返済期日を順守せずに返済が遅れると、初めに設定された金利が取り消しになり、改めて遅延利率を適用し返済利息が設定されます。

この遅延利率はほとんどのカードローン会社で20.0%となっており、貸金業法における最大金利となっているわけですね。ですから、低金利カードローンを利用しても返済が滞納すると、高金利での返済を迫られるというわけなのです。

ブラックリストに名を連ねることに

返済を確実に行なわずに悪質な返済滞納が重なると、信用情報機関に事故情報として記録されるでしょう。事故情報が記録されることを通称ブラックと呼んでいます。つまり、返済滞納者はブラックリストに名を連ねることになるのです。

ブラックになれば新たな借金をすることは当分の間不可となります。カードローンだけでなくクレジットカードや消費者金融のキャッシングも不可、銀行で新たなローンを組むこともできません。そうなると、生活に大きな支障がでること間違いありませんから、返済滞納は何としてでも避けたいところです。

債務整理、そして心身ぼろぼろの毎日・・・

ブラックになるだけならまだしも、返済苦に陥り、結局返済が不可能な状態になると選択肢は一つ、債務整理でしょう。債務整理とは、簡単に言えば法律的に借金を減額又は無くすことです。借金がチャラになる~と喜んでいる方もいるかもしれませんが、今保有している財産すべてを手放すことになります。

今までと全く違う生活を送ることになるでしょう。そうなると、自尊心も失われますから、生活面だけでなく、心身ともに疲れやストレスを感じる日々を送ることになります。

こうならないためにも、返済を確実に行なうことが重要です。返済計画を順守すること、できる限り繰り上げ返済を行なうことなど、返済のために最善を尽くすべきなのです。

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