カードローンとクレジットカードの間に隠された知られざる違い

お金と深い関係にあるカードローンとクレジットカード。この違いがよく分からないと言う方が少なくないのですが、意外にも大きな違いがあります。その差異をしっかり理解すれば、各カードの特長を活かした利用法が可能になります。

では、カードローンとクレジットカードにはどんな違いがあるのでしょうか?

カードローンとクレジットカードの違いとは

カードローンとクレジットカードの両方とも借金の一種だということに変わりはありませんが、借金の方法が違います。カードローンはカードローン各社から現金を借りるのが大きな特色となっていますが、クレジットカード利用の場合、クレジット会社が利用者の代わりに現金を支払い、後ほど利用者がクレジット会社に現金を返済することになります。

ですから、カードローン会社は現金の貸出、クレジット会社は現金支払いの肩代わり、という違いがあるということです。この差異があると、カードローンは国内であれば、原則いつでもどこでも利用できますが、クレジットカードが使えるお店限定での利用となります。駄菓子屋さんでクレジットカード払い・・・というわけにはいかないでしょうから、支払いやすさと言う面ではカードローンの方が秀でていると言えます。
(⇒カードローンのその他メリットとは

さらに、借入金利と言う面で大きな差があります。カードローンで現金を借りた場合、借りた日から金利がかかります。しかし、クレジットカードの場合、次回一括払いであれば金利はかかりません。

カードローン金利は、例えば10万円借りると15.0%ほどの金利がかかりますから、30日借りると約1,232円の利息がかかるわけです。しかし、クレジットカードの一括払いに金利適用はありませんので、仮に10万円の買い物をしたなら次回の返済は10万円となります。金利と言う面では、クレジットカード払いの方がお得ですね。

留意すべき注意点!

以上のように、カードローンとクレジットカードでは根本的な違いがありますので、それぞれのシチュエーションで使い分けるのがベストでしょう。現金が必要な時は低金利のカードローン、高額な買い物をする時はクレジットカード払い、海外旅行の時はクレジットとキャッシングの両方の機能があるクレジットカードなど、使い方が非常に重要なのです。

しかし、大切な点として、カードローンとクレジットカードどちらを利用するにしても、返済の当てがあるというのが大前提で利用するべきです。どちらのカードも借金は借金、返済は当然の義務ですから、返済できる時のみ利用することにしましょう。さもないと返済苦に簡単に陥り、自己破産することになりかねません。
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